御教歌世の中の　苦楽は夢の　しばし也　御法にあひし　大事忘るな現代語訳世の中の苦しみや楽しみは始めがあれば終わりがあるように永遠に続くものではありません。この苦...

御教歌現代語訳御教歌偽を　いふ癖のある　人なれば　真実教も　さぞや疑ふ現代語訳嘘や疑いの多い人間社会では、真実教でさえも疑ってしまうのでありますが我々はこの妙法...

御教歌この法に　万の法を　含みたり　誰かは外の　法を持たん現代語訳当宗は仏が自らお立てになられた万法具足の御法である故、誰一人外の法を持つ必要が絶対にないのであ...

御教歌葉隠れに　咲く朝顔の　残れるも　夕までもつ　花ならなくに現代語訳葉と葉の間越しに見える美しい朝顔の花も、夕方には萎れてしまうように世の中の事は儚く無常なも...

御教歌いきてゐて　今我死ぬと　思へたら　そこに迷ひと　苦しみはなし現代語訳我々信者は御信心の功徳により、迷いや苦しみを離れ、生きるも死ぬも御計らいと感得させてい...

御教歌足ることを 知れば金持ち 足ることを 知らねば金が あれど貧乏現代語訳足ることを知って暮らしていけば心に富を得るが、足ることを知らなければいくらお金があっ...

御教歌咽ること　知りつゝのむや　辛煙草　やめたら楽に　なると思へど現代語訳体に悪いと知りつつ咽ながらも辛口の煙草をのんでしまうのと同様に、欲の為に苦しむことがな...